ジャガーのローパスフィルターを考える
先日ジャズマスターのピックアップを交換した結果、ローが物凄く出るようになりました。
しかしながら自分としてはギターにそんなにローは求めていない!しかし新しいピックアップの音質は好き!ということでアウトボードにハイパスフィルターの回路を置こうかなと思考中です。
後処理でEQで良くね?とも思ったんですけど、歪みの前に下処理としてローを削りたい(インプットのローが多めのブーミーな歪みが苦手)ので最前段に置く前提でハイパスにします。
そこでどんなハイパス回路を置こう?と考えたのですが、選択肢は2つ。
1つはオペアンプを使った回路。
2つはRとCのみの回路。
どっちにしよー?と悩んでいたところ…
ジャガーてローカットスイッチあったじゃん!
と閃いたのでジャガーのローカット回路をそのままor改良してケースに収めたいと思います。
そこでジャガーのローカットスイッチを入れた状態での回路がこちら
さらにここでハイパスに関わるとみられる部分がこちら
むむ?面白いことにトーンノブに連動してローカットの回路内の抵抗値が変わってます。ということはトーンの絞りでローカットの周波数が変わってるということ?
謎なのは、52kと可変1Mの並行合成抵抗。
ウィキに載ってるハイパス回路だとこいつの存在は書いてないのです。
ちょっとこいつを解明するにはハイパスの原理から考えないとダメぽいですね。
残念ながら自分は回路理論殆ど知らないのでこれらは次回以降に持ち越しで。
ただ最悪C0.03とR1Mの2つでとりあえず目的の回路を作れることが判明しました。
あとは前後の値の抵抗用意してブレッドボードで試せば完璧ですかね。
ではいつになるかわかりませんがパッシブローカットボックス完成しましたら製作記を上げたいと思います。ではでは〜